1972-03-08 第68回国会 参議院 決算委員会 第3号
ところが、東洋人用としては、いま申し上げました米が若干入っている麦食、そうしてちょっと色がついた汁に近い、みそ汁という名前になっておりますからみそ汁。
ところが、東洋人用としては、いま申し上げました米が若干入っている麦食、そうしてちょっと色がついた汁に近い、みそ汁という名前になっておりますからみそ汁。
私、米が上等で麦が粗末だとは申しませんが、私見せていただいたのは米食ではなくて麦食だと思うんです。東洋人は麦食で、欧米人はパン食、こういうふうに頭から定義づけられているところ、これは非常におかしいんじゃないか。
それは米価の値上がりあるいはあた逆にパンとかうどんとかそういう粉食物が値上がりをすると、それに応じて米の消費量がふえる、つまり麦食が値が上がると米食がふえる、こういう数字を六、七年前でしょうか、発表したことがあるのでありますが、最近そういうデータがないようですから持ってきませんでしたが、その点について企画庁ではどういうふうにお考えでしょうか。
これは普及員の方々にも私はしょっちゅうお願いしているのですが、やはり非常に大きな人口を持っております農村がこの畜産の消化あるいは麦食という方面に非常に強い進出を見せることが、農業を伸ばすゆえんだと思うのです。
と申しますのは、大麦、裸麦等は、主として粒食に供せられるもの、農家の重要な食糧なわけでございますが、なおそのほかに、国内におきましても、麦食のために相当の需要があるわけでございますが、現状におきましては豪州、ニュージーランド等では、日本にこのために輸出している、日本が向うから買ってきてこれを食べさせている、こういうふうな現況でございます。
特に開拓地の食糧としては、麦食もありますけれども、日本人の特性として米を食べたいというのが非常に多いので、陸稲に対してももっと改良を加えていき、耕耘その他について工夫をいたしましたら、今までのようなまずい陸稲じゃなく、もっとうまいものができると思います。やはりこんな場合は小さい問題ですからいじらずに、奨励の意味で一本の価格にした方がいいと思いますが、その点はどうでしょうか。
特に粉食なり麦食というものと米食というものとの関係におきましては、非常に高所得層と申しますか、水準以上の所得層におけるパンの消費というものは、ある程度固定化の傾向をたどっておると思うのでありますが、それ以下の層における。パン食というものは、これは非常に不安定な形を示しております。
二年続きの豊作でありまして、米が安くなる、従って精麦業者がお困りになるということは、ある意味からいえばけっこうなことかもしれませんが、ところが豊作は二年続くことがないとさえいわれているわけで、幸いことしは豊作のようでありますが、来年、再来年も同じような事態はおそらく許さないでしょうし、従ってせっかくこの食糧需給対策として、食生活改善とか、粉食奨励とか、麦食奨励とかをやって参った今までの努力が、もしここで
戦争中から保健上等いろいろな問題から麦食奨励を政府が行われまして、現実に麦の消費は百万トン、外米の消費が通常七十万トンと申されておりますが、その上にありまして百万トンの麦を消費し、全消費量の約二〇%という食糧が精麦でまかなわれております。
そこでわれわれの検討の概要でございますけれども、お話のように食糧自給態勢といいますか、麦食推進の態勢をこの豊作のもとであと戻ししていく、せっかく進んできた麦食の増加をまたここで停滞させるなり、あるいはまた非常に大きく後退させるというようなことは好ましくないと思っております。
○小倉説明員 麦食の維持奨励ということにつきましては、私どももこれまでの方針を踏襲していくつもりでございまして、ここで一時的と申しますか、昨年の豊作等の影響でもってそれを打ち切るというようなつもりはございません。
粉食普及もその一つであり、あるいは麦食を普及することもその一つであろうと思うわけです。特に保健上からも、あるいは現今の日本の当面する食糧事情から申し上げましても、でき得る限り麦食、粉食を普及することは、これは当然の道だと私どもは考えておるわけです。ところが実際の食糧庁の行政の状態を見ておりますと、実は麦食の奨励というものはほとんど名前だけで、実際には行われておらぬ、こういう実情だと思うわけです。
そこでこの五十円から逆算をいたして参りますと、結局原料代金は政府の資料の方式で逆算しても、田口さんがおっしゃったように大麦が一俵三百三十五円・裸で四百四十五円、これを引き下げなければ業界の赤字を解消することはできないし、同時にまた麦食奨励をやって消費者に麦を食わせるような普及をすることはできないと思うのです。これは麦食奨励をするかどうかという基本問題にも触れるわけです。
、やはり農家の余裕米はできるだけ吸い上げて、消費者に増配することが建前でありまして、米を買えば買うほど赤字が出ても、これはむしろ健全なる赤字というような考え方を申し上げたわけでありまするが、そこでこういうようなことをしておりましては、せっかくの豊作も、これはどんどん米を食い込んでしまいまして、せっかく政府が奨励しており、あるいはまたアリメカからの余剰農産物の受入代金で、政府が国内において粉食なり、麦食
○片柳眞吉君 それでは時間の関係もありますので次に参りたいと思いますが、これは農林大臣にも別途陳情等もいたしているわけでありまするが、先ほど申しましたように、豊作の結果やはりマイナスの面もどこかに出て来ているということでありますが、それは先ほど申し上げましたように、せっかく今日まで進んで参つた粉食、麦食が逆行している、これは明瞭な事実でございます。
そこで統制を強化するとすれば、今でも役人が多過ぎますのに、その役人をまださらにふやして、できもしないことをすると同時に、以前は農家ほとんど麦食を食べていた、しかるに、今は米の供出になって、農村の山の奥までもほとんど白米主義に転換してしまって、食生活に大きな変化を来たした。農家が米をみずからたくわえ、みずらか供出して現金化する制度に変ってきた。
内地麦を買い入れて、そしてこれを外麦の価格において払い下げするということによって麦食奨励の政府の方針にマッチしておるのでありまして、これをおやめになりますと非常に大へんなことになりますから、容易にはできますまい。そういたしますと、輸入米麦の値下りは食管特別会計の方針にも明らかにしておりますように、世界の食糧事情の緩和等の事情にかんがみといっております。
私どもそういう全般的の動きを見ますと、外米の依存はでざるだけ脱却をして行きたい、而もその代替になるものは、安い小麦等を輸入してやつて行くというような線が非常に多いのでございまして、外米が漸次なくなるにつれて麦食に変つて行くんだということになると、その四、五年の先には内地米というものはもう十日以内になつてしまう、あとは粉食に転換できるかどうかという問題があるのですが、私どもといたしましては、内地でまだ
そういうときに、それなら外米の輸入というものをなくし、或いは拒否をされるなら拒否をされて、内地米或いは麦食で置換えて行くかというと、これも絶対量からしてなかなかそう簡単に行く問題ではない。何かこういう点については、今の厚生省で試験研究をやつてもらつているということだけでなしに、もう一つ大きな手を打つ必要があるのではないか。例えばまあ幸いにビルマのウ・チヨウ・ニェンさんが来ている。
それで外米を切るということも一つのこれは食生活改善になろうかと思うのでありますが、学校給食につきましては酪農振興とかマーガリンの生産品質の改善ということはいろいろございますが、学校給食ということが食生活改善の正道であろうというような意味で取上げられてございまして、委員さん多数の御意見はこれを相当広く拡げて行く、特に農村方面についても米ばかり相当食つておりますので、そつちのほうへも麦食なり粉食というものを
そして麦食によつて補うのだというようなことが書いてあるのですが、将来各方面でも十五日にこだわる必要がないのではないかという論が非常に多いと思います。私はこういう点について、将来計画的に外米の輸入を減して行くような対策を計画的に立てるかどうかということと、もう一点は、ビルマと昨年長期の買付契約をしているということてございますが、これはもう三十米穀年度、三十一米穀年度は数量まできまつた。
それを食生活改善の面からいつて、農村の食生活改善ということはなおこれは非常に大きな問題で、その意味からいつて農村において麦食奨励ということは、これはやはり粉食奨励というか、非常に大き一な問題を持つておると思いますが、この意味から私は積極的にこの学校給食を農村漁村にまで普及せしめるということは、一つの形態として是非必要だという一つの理由が出て来ると思います。
○竹下豐次君 私など食糧のほうは素人ですけれども、将来はどうしても麦食が殖えて行かなければならん、殊にそれがパンになつたらなお結構だ、かように考えておるわけでありますが、よほど力をお入れになりませんというと、長い間の伝統も改められないのが普通でありますし、この問題は幸いそういう動きが中、小企業者の間にあるならば非常に結構だと思つておりますが、特に食糧庁のほうでは力を足して頂くことがこの際極めて必要ではないかと
ただ撤廃する条件は、一つは麦食なり粉食なりに対します国民の嗜好が、米に対する嗜好とほぼ同一になりまして、両者いずれもその価格関係において完全代替が行われる、こういう需要面からの変化が一つと供給面においては、御指摘のような増産計画も極力推進いたしております。この増産計画と同時に本年度は困難でございますが、作柄等の良好な場合におきましては、ある程度政府の備蓄を行つて参る。
こういうことに関連性がございますし、又麦食の精麦の状態も現実にそういう状態を示しております。これはやはり土台としての内地米が一定数量が必要であろうかと思います。これが七日になり、八日になる。
ただ三十年度以降の輸入量については、食生活改善、麦食普及に伴う消費量の伸び方如何について慎重な検討を必要とするので、今からその数量を予想することはできない」との答弁がありました。
食生活の改善、麦食普及ということが一面強い要請でありますから、これにこたえますための適宜の措置をとらなければならぬことは申すまでもございませんけれども、どこまでもやはりわが国酪農をしてできるだけすみやかに国際的水準にまで達成せしめて行くということに、より力を用うべきときであろう。
同時にまた現在ひとり政府のみならず、国会におかれましてもそういう方向で強い御意見がございますように、食糧問題を解決して行くためには、どうしても麦食依存度を高めて行く、そうして一連の総合施策のもとに食生活を改善して行かなければならない、それは要するに麦の消費量の増大をはかるということにほかならぬわけであります。さればとて、麦々といつてみたところで、右から左にそう手のひらを返すようなぐあいにも行かぬ。